
引用元:https://disneyplus.disney.co.jp/news/2025/0610_ironheart
MCU最新ドラマ『アイアンハート』が、2025年6月25日(水)よりディズニープラスで独占配信スタートしました。
アイアンマンの意思を継ぐ新たなヒーローとして注目される本作。第1話〜第3話を観た率直な感想や見どころを映画・ドラマ初心者の僕が“完全主観”で語っていきます。
ネタバレを含む内容になりますが、アイアンハートを観ようか迷っている方も、すでに視聴した方も楽しんでいただけるとうれしいです。ぜひ最後までご覧ください!
第4話〜第6話は7月2日(水)10:00時に配信開始です!
以下の内容はドラマ『アイアンハート』第1話〜第3話までの内容に関するネタバレを含みますのでご注意ください。
目次
基本情報とあらすじ
基本情報
タイトル | アイアンハート |
公開日 | 2025年6月25日(水) |
配信サービス | ディズニープラス |
上映時間(エンドロールを含む) | 第1話:43分 第2話:49分 第3話:55分 |
上映時間(エンドロールを含まない) | 第1話:37分 第2話:44分 第3話:49分 |
監督 | サム・ベイリー アンジェラ・バーンズ |
制作総指揮 | ライアン・クーグラー:『ブラックパンサー』シリーズの監督 |
主演 | ドミニク・ソーン |
あらすじ
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のその後を描いた本作では、アイアンマン亡き今、新たな天才発明家リリ・ウィリアムズ(演:ドミニク・ソーン)が登場します。彼女は独自の発想で最新鋭のパワードスーツを開発し、“アイアンハート”として戦いに挑みます。未熟さも抱えながら成長していく彼女は、果たしてアイアンマンのように世界に名を刻むヒーローとなれるのか?
個人的見どころ
アイデアはあるものの、お金がないためにそれを実現させることができない天才発明家リリ・ウィリアムズの葛藤。強力なアイアンスーツを作るための莫大な資金は簡単には手に入らない。
第1話〜第3話の感想(※ネタバレあり)
第1話「帰郷」の感想
第1話では、主人公リリ・ウィリアムズの“あきらめない姿勢”が何より心に残りました。
経済的に厳しい状況でも、自分の夢や信念を手放さずに突き進もうとするその姿は、どこかリアルで切実。思わず応援したくなってしまいます。
「億万長者だったからトニー・スタークはトニー・スタークになれた」――そんなセリフが印象的でした。
確かに、才能があっても、環境に恵まれなければチャンスすら与えられない現実がある。
MARVELの世界でも、もし生まれた場所や立場が違えばヒーローになれた人、その逆でヒーローになれなかった人がいるのかもしれません。
そんなふうに、フィクションの中の世界がふと現実と重なって見えた瞬間でした。
また、自分のやりたいことや能力を、周囲の大人たちに理解されないという“天才ならではの孤独”は凡人の自分には経験のないことなので新鮮でした。
リリにとって、大学を退学することは人生に大きく影響するはずなのに、それでも自分の意思を貫こうとする姿勢には、恐れよりも信念が勝っているように感じられて、とてもかっこよかったです。
自分も見習いたいです。
そしてジョンに言われた通りに訪れた場所で突然始まる“命懸けのテスト”。
そんな突拍子もない展開の中でも、リリは圧倒的なスピードでそれをクリアしてしまう。
まさに“ヒーローの資質”を見せつけられるシーンでした。
その後、リーダーのパーカー・ロビンスからスカウトされても一度は断るリリ。
しかし、夢を実現するための資金を得るために、彼女は犯罪の世界へと足を踏み入れていきます。
正しい道とは言えないかもしれない。
それでも自分の理想を追い続ける彼女の選択は、どこか痛々しくも、眩しくもありました。
第2話「トンデモAI」の感想
第2話の冒頭、亡くなった親友ナタリーがAIとして登場するシーンには驚かされました。
何が起きているのか把握できず、リリと一緒に混乱してしまった感覚です。
AIをテーマにした作品は多いですが、ここまで人間そっくりのビジュアルと感情表現を見せられると、単なるテクノロジーではなく“誰かそのもの”に思えてきて、不思議な気持ちになります。
「こんなAIが当たり前になる時代が来るのかも」とワクワクしながらも、正直少し怖くもあります。
自分の記憶や感情が、もしAIで再現されたらどう感じるんだろう……そんな想像を掻き立てられました。
また、第2話で新たに登場したジョー・マクギリカディの存在が気になります。
気弱そうに見えるのに、どこか掴めない雰囲気で、今後の展開の鍵を握っていそうな予感。
リリが彼を勇気づけ、一緒に歌うシーンは、洋画らしい雰囲気ですごく好きでした。
心がふっと軽くなるような、そんな温かさがありました。
リリが挑んだ今回の仕事も、順風満帆とはいかず、USBを落とすという痛恨のミス。
それでも彼女の冷静な頭脳と、AIナタリーとの連携で逆境を乗り越えていく展開は、まさに“ヒーローの始まり”を感じました。
すぐに成功しないところが、むしろ人間味があって魅力的です。
そして、リリが関わるチームがまたクセ者揃い。
フットことパーカー・ロビンスを筆頭に、悪に特化した人物ばかりでおもしろそうなメンバー。
その中のスラッグはマドリプール出身ということで、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で登場した場所がまた出てきてうれしかったです。
あと、個人的にブラッド兄弟のロズとジェリを見て、登場の仕方もタイプは違いますが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で登場したピエトロとワンダを思い出いました。
リリはこの陽気だけど危険なチームと残り二つの仕事をこなせるのか——その不安と期待が入り混じるラスト。次回が楽しみになる展開でした。
第3話「ヤバめのマント」の感想
第3話では、いきなりチーム内でのトラブルから始まりました。
クラウンがリーダーのパーカーの“マント”を無断で身につけたことで、ジョンが激しく怒り出します。
その様子はただのマナー違反に対する怒りとは思えず、マントに何か重要な意味があるのでは?と一気に緊張感が高まりました。
あのマントには、まだ明かされていない“大きな秘密”がある——そんな確信を持たせるシーンです。
その秘密に迫ろうとするリリの行動もまた大胆なもの。
仕事の最中にこっそりマントの一部を切り取ろうとする場面は、ハラハラします。
もしバレたらどうなるのか……そんな緊迫感が画面から伝わってきて、思わず息をのんで見入ってしまいました。
衝撃だったのは、かつてのチームメンバーでありエンジニアでもあった“ランページ”ことスチュワート・クラークの死。
彼はリリの加入によってチームを去った人物。
殺害と断定されたわけではないものの、温室のシーンでジョンがリリにスチュワートを殺したのかを尋ねられたあとの「俺たちはリスクが嫌いなんだ」という言葉が、口封じのためにチームのことをよく知っているスチュワートを始末したことを物語っているでしょう。
今後も誰が生き残れるのか分からない恐ろしさを感じました。
そんな中、さらに衝撃的だったのが、ジョンの死。
温室で窒息する彼の姿は衝撃的で、パーカーの“最も信頼する男”がこんなにも早く退場するとは思いませんでした。
しかもその死に、リリが関わっていることをパーカーに知られてしまった可能性が高い。
リリに明確な悪意はなかったものの、状況から見て「ジョンを殺した」と思われても仕方ない……
そんな苦しい立場に追い込まれていくリリはパーカーから逃れられるのでしょうか。
そして、あの謎のマント。
透明になる、幻覚を見せるなど、ただの装備品ではないことは確か。
さらにラストで、パーカーが“誰か”に語りかけるようなシーンがあり、彼が何らかの指示で動いていたことが匂わされました。
彼は果たして黒幕なのか、それとももっと大きな存在に操られているのか——物語の裏側にある“何か”が見え隠れし始めて、ますます目が離せなくなってきました。
好きなシーン
リリに“言いなりになっちゃダメ”と言われたジョーが、リリに命令したりご近所の花を切ったりするシーンは、ジョーの突然の変化に思わず笑ってしまいました。
まとめ
今回は、MCUドラマ『アイアンハート』の第1話〜第3話までを観た感想を語っていきましたがいかがでしたでしょうか?
これまでのお話は主人公のリリが悪の集団と行動を共にしていたため、バトルシーンは少ないように感じました。
次回からはアイアンスーツ、そしてマントの本当の強さが見られることに期待しています。
リリの選択は正しかったのか?チームは今後どうなるのか?あのマントは一体何なのか?
気になることはたくさんあります。
僕はジョー・マクギリカディに注目して第4話〜第6話を観ていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
第4話〜第6話は7月2日(水)10:00時に配信開始です!